ティハニさんは日本料理が好きなので、田中さんはきょう魚の料理で有名な日本料理屋にティハニさんを招待しました。
田中「ティハニさん、きょうの夕方時間がありますか。」
ティハニ「ええ。どうしてですか。」
田中「いっしょに日本料理を食べに行きませんか。」
ティハニ「それはいいですね。でも、午後友だちが来るので、その前に一度下宿に帰りますが、いいですか。」
田中「ええ。それでは六時ごろ国電の新宿駅で会いましょう。それから日本料理屋に行きましょう。その料理屋は料理がとてもおいしく、特に珍しい魚の料理がたくさんあります。きょうは土曜日で、混んでいるでしょうが、私は店の人をよく知っているので、多分場所があるでしょう。ティハニさん、きょうはゆっくり食べ、いろいろを話ししましょう。」
ティハニ「新宿には、きのう本を買いに行きました。おとといは、フランス映画を見に行きました。新宿はいつもにぎやかですね。」
田中「このごろは、特ににぎやかになりましたね。きょうも土曜日なので、大変でしょう。では、また六時に会いましょう。」
田中さんは三時ごろ家に帰って来ました。弟さんは友だちの家にレコードを聞きに行きました。妹さんは勉強が忙しいので、自分の部屋にいました。田中さんは五時ごろ家を出ました。ラッシュの時間で、予想以上に時間がかかったので、新宿にはちょうど六時に着きました。ティハニさんも同じころ来ました。
田中「さあ、行きましょう。」
ティハニ「ここから遠いでしょうか。」
田中「いいえ、近いですよ。」
二人は約十五分後に、典型的な日本料理屋に入りました。
ティハニ「きれいな店ですね。」
田中「さあ、何を食べましょうか。」
ティハニ「この店で一番得意な料理がいいです。」
二人は珍しい魚料理を食べ、愉快に過ごしました。
ティハニ「おかげさまで、とてもおいしいかったです。」
田中「それはよかったですね。また来ましょう。でも、きょうはもうかなりおそいので、そろそろ帰りましょうか。」
ティハニ「はい、本当にありがとうございました。」
田中「では、また。さようなら。」
ティハニ「さようなら。」