先生「ミュラーさん、第七課のテキスト一を読んで下さい。それから、日本語の授業ではドイツ語を話さないで下さい。」
ミュラー「どこからですか。」
先生「初めから読んで下さい。」
ミュラー「『第七課テキスト一』」
先生「シュルツさん、テキスト一の内容を日本語で話して下さいませんか。」
シュルツ「このテキストはドイツ民主共和国の首都についてです。」
先生「フランツさん、新しい単語がいくつありませんか。」
フランツ「新しい単語はあまりありませんが、『歴史』や、『面積』などの書き方、『首都』や、『立派だ』などの読み方がむずかしいです。」
先生「そうですね。来週までに第七課の単語をよく覚えて下さい。」
学生「来週のいつまでですか。」
先生「来週の水曜日にテストをします。ですから、むずかしい単語や文法については、きょう質問して下さい。」 では、テキスト一について私が質問します。日本語で答えて下さい。 シュルツさん、ドイツ民主共和国の首都はどこですか。
シュルツ「ベルリンです。」
先生「ベルリンは、いつからドイツ民主共和国の首都ですか。」
シュルツ「一九四九年からです。」
先生「ベルリンの人口はどのくらいですか。」
ミュラー「約百十三万人です。」
先生「ウンター・デン・リンデン通りには、どんな建物がありますか。」
フランツ「近代的で立派な建物がたくさんあります。」
先生「フンボルト大学はどの通りにありますか。」
フランツ「フンボルト大学もウンター・デン・リンデン通りにあります。」
先生「ベルリンのデパートは何時から何時までですか。」
ミュラー「平日は午前十時に始まり、午後七時に終わりますが、土曜日は午後一時までです。」
先生「ベルリンの高層住宅は何階建てですか。」
シュルツ「十階建てが多いです。」
先生「週末にはベルリンの人たちは大抵どこに出掛けますか。」
シュルツ「ベルリンの郊外に出掛けます。」
先生「来週の水曜日には、第七課の単語と文法のテストをします。ですから、この週末にはよく勉強して下さい。」