Lektion 6, Text 1

第六課 一 田中さんのベルリン生活

田中さんはフンボルト大学でヨーロッパ経済史を勉強していますが、とても忙しい毎日を過ごしています。田中さんはドイツ人の知り合いの家に下宿しています。その家はベルリンの静かな郊外にあります。そして広い庭にはいつもきれいな花がたくさん咲いています。田中さんの部屋は大きい部屋です。

田中さんは毎朝六時半に起きます。土曜日も、講義はありませんが、同じ時間に起きます。講義は大抵毎日九時に始まります。ですから、下宿を八時に出ます。ケーベル先生の講義はおもしろいですが、田中さんは時々先生のむずかしいドイツ語がわかりません。友だちのミュラーさんはフンボルト大学の日本学科の学生ですが、上手な日本語を話します。ミュラーさんは田中さんにドイツ語を教えていますが、とてもいい先生です。そして田中さんに親切です。

田中さんは大学の大きい食堂で昼ご飯を食べますが、その食堂では十一時から一時ごろまで、多くの学生や先生たちがご飯を食べています。また、コーヒーや紅茶を飲んでいます。

田中さんは午後も大抵大学や図書館で過ごしますが、時々友だちといっしょに近くの喫茶店に行きます。アレキサンダー広場には、市庁舎やテレビ塔などの立派な建物もたくさんありますが、買物や散歩にも便利です。田中さんはアレキサンダー広場の新しい本屋でよく本を買います。

田中さんは大抵六時ごろ下宿に帰ります。晩ご飯は田中さんが下宿の台所で作りますが、料理や買物はあまり好きではありません。田中さんは夜にもよく勉強しますが、時々大好きな美術の本などを読みます。田中さんはベルリンで勉強に忙しい毎日を過ごしています。


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