Der Professor spricht mit einem seiner Studenten über dessen Diplomarbeit.
「大野君、最近、卒論は、すすんでいますか。」
「はい、なかなか思うようにいきませんが、少しずつまとまってきたように思います。」
「大野君は、将来、大学に残って研究を続けるというふうに聞いています。そうなら、卒論は、将来の研究の土台ですから、いいものにして下さいね。それには、まず、できるだけテーマを限る方がいいですね。あまり問題を広げると、どうしてもまとめにくくなります。」
「はい、その点でもう少し具体的に、先生のこ意見をお伺いしたいと思っております。また、参考資料などについてお教え願えればとても助かります。」
「そうね。もうどのくらい書きましたか。」
「三十頁ぐらいです。」
「そう。それを一度読ませてもらいたいですね。その上で、意見を言いましょう。」
「そう願えれば幸いです。実は、今、先をどうすすめようかと迷っておりますので…。」
「いつ見せてくれますか。」
「もしご迷惑でなければ、今晩、お宅に伺ってもよろしいでしょうか。」
「今晩はちょっと都合悪いなあー。あしたの晩ならいいですよ。」
「では、明日お宅に寄らせていただきます。」
「七時過ぎには帰宅しています。」
「長くはお邪魔いたしません。先生、どうぞよろしくお願いいたします。」
「そう、じゃ明晩、私のうちでお会いしましょう。ではきょうは、これで失礼!」
「さようなら。」
Weiterführende Literatur: O'Neill, P.G.: A Programmed Course on Respect Language in Modern Japanese. London 1966. 142 S. Alpatov, V.M.:Kategorii vežlivosti v sovremennom japonskom jazyke. Moskva 1973. 108 S. Lewin, B. (Hrsg.):Beiträge zum interpersonalen Bezug im Japanischen. Wiesbaden 1969. 214 S. Prideaux, G.D.: The Syntax of Japanese Honorifics. The Hague-Paris: Mouton 1970. 107 S.