Lektion 41, Dialog 2

Der Präsident einer Firma bespricht mit seiner Sekretärin seinen heutigen Tagesplan. Es kommt dann der Direktor einer Bank, von der diese Firma Kredite erhält.

「きょう、昼からの予定はどうなっているかな?」

「三時にA銀行の青木専務が、会社にお出でになります。何か重要なお話があるので、社長に是非お目にかかりたいとのご連絡が入っております。六時からは、B商社のお招きで、四谷のレストランCで宴会がございます。きょうは、それだけでございます。」

「うーん、また今晩も、おそくなるな。すまないけど、ちょっと家内に連絡しておいてくれないかな。今晩、夕食は外で済まして帰るから、とね。」

「かしこまりました。」

「A銀行の青木専務がお見えになりました。」

「ああ、そう。すぐ行きますから、応接間にお通しして、お茶かコーヒーをさし上げるそうにして下さい。」

「はい、かしこまりました。」

「やあー、これはこれは、わざわざお越しいただいて恐縮でございます。しばらくお目にかかりませんでしたが、お元気そうだ、何よりでございます。」

「どうも、ご無沙汰しておりますが、社長も、相変らず、ご活躍のようで結構ですな。」

「はい、お陰さまで、社の業務の方も、大体順調でございます。」

「ところで、お宅に対する来年度の融資について、実は、社長といろいろ立ち入ってお話ししたいと思うのですが、近いうち、一度ゆっくり時間をとっていただけませんか。社長さえよろしければ、私の方は、今晩でもかまわないんだが…。」

「はあ、その点につきましては、私の方からも、いろいろお願い申し上げたいことや、お耳に入れておきたいこともございます。ちょうど本日は、ちょっと他に参らなければならない用件がございますので、いつか別の日に、私どもの方から、席を設けさせていただきまして、お招き申し上げたいと存じますが、いかがでございましょう?」

「それでも結構ですね。」

「では、いつご都合がよろしゅうございますか。」

「そうですなあー、あさってなら、夕方から空いています。」

「では、明後日、ホテルDのレストランに六時ごろから、お越し願えますでしょうか。」

「ホテルDのレストランですね。では、六時に伺いましょう。」

「その時、ゆっくりお話を伺わせていただきたいと存じます。」

「そうですね。では、きょうは、それで失礼いたします。」

「お忙しいところ、わざわざお越し下さいましたのに、おかまいもいたしませんで、誠に失礼いたしました。」

「いやいや、それは、お互いさまなんだから、気になさらないで下さい。では…。」

「では、明後日、お目にかかります。」

「あさっての夕方六時から、A銀行の青木専務を、ホテルDのレストランにお招きしたいんだが、すぐ予約しておいてほしいな。東京の夜景が、一番きれいに見える最上等のテーブルをね。」

「はい、あのー、それで何人さまでいらっしゃいますか。」

「そうだな。ええと、うちからは私と加藤専務が出ることになるし、青木専務も、いつものように、秘書を連れてくるだろうから、全部で四人だな。」

「はい、かしこまりました。ただ今、すぐ予約いたします。」

「それが済んだら、きょうは、もう帰ってもいいよ。」

「かしこまりました。」