Lektion 23, Text 2

第二十三課 二 日本の国会

日本では、一八九〇年に初めて議会が開かれました。しかし、当時は、国に一定額以上の税金を払っていた二十五歳以上の男性だけに選挙権が与えられました。選挙は、すべての国民が政治に参加する大切な議会ですが、日本では、一九四六年に初めて、二十年以上のすべての男女に選挙権が与えられました。

国会は日本の政治の中心で、衆議院と参議院によって構成されています。国会では、法律がつくられたり、国家の予算が決められたりします。また、条約が認められ、総理大臣が指名されます。これらのことが国会で採決されるためには、出席している議員の半数以上が賛成しなければなりません。また、すべての議員の三分の二以上が欠席する場合は、国会の本会議は、無効になります。

国会は普通一年に一回開かれますが、困難な問題や緊急な必要がある時は、臨時国会を開くことができます。

国会における議決は、多数決の方式がとられています。賛成と反対が同数の時は、議長の意見によって決定されます。

国会議員は、国民による選挙で選ばれます。衆議院議員も参議院議員もすべて直接選挙で選ばれます。衆議院には二十五歳以上、参議院には三十歳以上のすべての日本人が選挙されることができます。衆議院の議員は(一九八〇年)五百十一で、議員の任期は四年です。参議院の議員は(一九八〇年)二百五十二で、議員の任期は六年ですが、三年ごとに、その半数が改選されます。

衆議院議員は、全国で百三十の選挙区から選ばれます。一つの府や県はいくつかの選挙区に分けられています。例えば、東京都は十一区、大阪府は七区です。二百五十二人の参議院議員のうち、百人は全国から選ばれ、他の百五十二人は、北海道、東京都、その他の府や県から選ばれます。

日本には、自由民主党(自民党)、社会党、共産党、公明党、民社党などの政党がありますが、これらの政党はすべて、国会に代表を送っています。