あしたは日曜日で、田中さんの誕生日なので、田中さんは晩ご飯の後で、両親とあしたの予定を相談しました。
母「あしたは正夫さんのお誕生日ですね。だれとだれが来ますか。」
正夫「ティハニさんとクレーマさん、それから佐藤さんと鈴木さんですが、佐藤さんは家も遠くないので、必ず来るでしょう。ティハニさんは他に約束があるので、三十分ぐらいおそく来るでしょう。木村さんは忙しいので、来ないでしょう。ティハニさんはハンガリー人で、クレーマさんはドイツ人ですが、まだ日本の家庭を全然知らないので、あしたは家に招待しました。クレーマさんは日本料理が好きではないので、あまり食べないでしょうが、ティハニさんは大好きなので、喜ぶでしょう。でもお母さん、あまり特別なことはしないで下さい。」
父「日本酒はクレーマさんも飲むでしょうね。」
正夫「ええ、多分飲むでしょう。」
母「正夫さん、パーティーは何時ごろからでしょうか。」
正夫「みんな六時ごろまでには来るでしょう。」
その時、妹の和子さんが買物から帰って来ました。きょうは土曜日なので、店は特に混んでいました。ですから、買物にはかなり時間がかかりました。けれども、あしたは、お兄さんの正夫さんがお誕生日なので、和子さんは本屋に行き、プレゼントの本を二冊買いました。
あした、お母さんは和子さんといっしょに日本料理を作ります。ピアノが上手な和子さんは、正夫さんやお友だちにいろいろな曲を弾くでしょう。
きょうはあまりよいお天気ではありませんでした。
父「あしたの天気はどうでしょうね。」
母「きょうは、あまりよくありませんでしたが、風があるので、あしたは晴れるでしょう。」
相談の後、田中さんはテレビを見ましたが、おもしろくなかったので、本を読みました。本はとてもおもしろかったので、十一時半ごろまで読んでいました。弟がまだ帰って来なかったので、それからも起きていました。弟は十二時過ぎに帰って来て、一番早く田中さんに誕生日のお祝いを述べました。