Lektion 7, Text 2

第七課 二 日本の四季

一年には春と夏と秋と冬があり、日本では特にこの四季の変化がはっきりしています。日本人は天気に大きい関心を持っています。ほとんどの人たちが朝、テレビやラジオで天気予報を聞きます。手紙の初めやあいさつも、よく天気のことで始まります。天気は人々の生活にも大きい影響を与えています。

春は三月から五月までで、初めはよく強い風が吹きます。四月には、おだやかだ、暖かい日が続きます。いろいろな色の美しい花がたくさん咲ます。特に桜の花は有名です。

地方によって違いますが、毎年六月上旬ごろから梅雨の季節が始まり、七月中旬ごろまで続きます。この季節には、よく雨が降り、時々気温も下がり、かなり涼しい時もあります。

七月中旬ごろには、梅雨が終わり、暑い夏が来ます。日本の夏は気温も上がり、湿気が多く、風も弱く、むし暑い毎日が続きます。多くの人たちは海や山に出掛けます。また北海道や信州などの涼しい地方に旅行します。

夏の終りから秋の初めは、台風の季節で、強い風が吹き、激しい雨が降ります。

十月中旬には、台風も去り、本格的な秋の季節に入ります。秋は、風も弱く、一年中で一番さわやかでよい季節です。毎日よく晴れ、空気もきれいで、青い空がよく見えます。

十月下旬には、まだ暖かい日が続きますが、朝や夜には時々冷えます。十一月下旬ごろから冷たい風が吹き、寒い冬が来ます。特に北海道や日本海側では、毎年雪がたくさん降り、天気もかなり悪く、寒いです。東京でも時々雪が降ります。九州ではあまり降りません。鹿児島では雪は珍しいです。