ベルリンはドイツ民主共和国の首都です。外国の観光客が毎年たくさんベルリンに来ます。日本人もたくさん来ます。ここはアレキサンダー広場です。日本人の平田さんと通訳のカルゲさんは広場の辺りを歩きます。
平田「あれは何ですか。」
カルゲ「ホテル・シュタット・ベルリンです。」
平田「随分高いですね。それに立派ですね。百メートルぐらいはありますか。」
カルゲ「さあ、よく知りません。」
平田「左の建物もホテルですか。」
カルゲ「いいえ。そうではありません。デパートです。右の建物は市庁舎です。この辺りの建物は大部分が新しいです。あれがテレビ塔です。上にのぼりますか。」
平田「いいえ。私はエレベーターがあまり好きではありません。」
カルゲ「ベルリンには名所がたくさなります。平田さん、何を見物しますか。」
平田「見物は疲れますね。この辺りに喫茶店はありませんか。」
平田さんとカルゲさんは喫茶店に入ります。ここは国電のアレキサンダー広場駅に近いです。二人はコーヒーを飲みます。
平田「ドイツ人はよくコーヒーを飲みますか。」
カルゲ「はい、日本人もコーヒーが好きですか。」
平田「ええ。日本人はお茶もよく飲みます。」
カルゲ「父も日本のお茶が大好きです。」
平田「お父さんのご職業は何ですか。」
カルゲ「技師です。母は医者です。両親は毎日とても忙しいです。ですから、姉も弟も私もよく家事を手伝います。」
平田「それは大変です。ドイツ人はよく働きますね。本当に関心します。」
平田さんのホテルはウンター・デン・リンデン通りにあります。二人はアレキサンダー広場駅で国電に乗ります。そして、フリードリッヒシュトラーセ駅で降ります。平田さんのホテルは駅に近いです。